1. ジーニー/JAPAN AI、AI開発・運用プラットフォーム「JAPAN AI STUDIO」開始
ジーニーのグループ会社である JAPAN AI株式会社 が、企業向け AI 開発・運用プラットフォーム 「JAPAN AI STUDIO」 の提供を2025年10月に開始すると発表。
このプラットフォームは、AI エージェント・データ・ワークフローを統合管理し、ノーコードでプロジェクト構築やテンプレート活用、業務プロセスとの連携を進めやすくする設計が特徴。
狙いとして、組織全体で AI を活用する “AX(AI トランスフォーメーション)” を加速させたいという方向性が示されています。
2. Gartner、日本におけるクラウド+AI のハイプサイクル 2025 公表
ガートナー・ジャパンは、「日本におけるクラウドと AI のハイプ・サイクル:2025年版」を発表。
ポイントとして、クラウドはもはや既存システムの基盤にとどまらず、生成 AI、エージェント型 AI、マルチエージェント環境の開発基盤にもなるとの見解が出されています。
この報告は、企業は単なる AI 技術の導入だけでなく、クラウド設計・運用戦略と統合した視点で進める必要があることを強調しています。
3. 日本における AI 診断市場の急成長予測
日本国内における 診断用途(医療・ヘルスケア領域など)の AI 市場が、2033年までに約 16億9000万米ドル規模に成長し、年平均成長率(CAGR)が 35.5% に達する見込みとの予測が出されました。
これは、AI を活用するヘルスケア・医療診断分野における成長ポテンシャルが極めて大きいことを示唆しています。
4. SoftBank と OpenAI が日本で AI データセンターを構築する計画
日本のメガキャリア SoftBank が、かつての Sharp の LCD 工場跡地を AI 運用用のデータセンターに転換する計画を、OpenAI と共同で進めるとの報道(Nikkei 経由)があります。
この施設は 2026年稼働を目指し、電力容量 150 メガワットという相当な規模を想定。AI エージェントのトレーニングや企業向け AI モデル提供を視野に入れたものです。
報道によると、総投資額は最大で 1 兆円規模になる可能性も示唆されています。
5. NVIDIA と富士通、ロボット分野などで協業
米 NVIDIA と日本の富士通が、AI・スマートロボット技術分野での協業を発表。
この連携では、NVIDIA の GPU 技術を活用して、医療、製造業、環境技術、次世代コンピューティング、カスタマーサービスなど複数分野での AI 基盤構築を目指す模様。
2030年をめどに、日本国内の AI インフラ整備を進めることが想定されており、ロボットや社会インフラとの連携にも期待がかかっています。
6. 日本のハイパフォーマンス AI 基盤:ABCI 3.0
国立研究開発法人産業技術総合研究所(AIST)が運営する AI インフラ「ABCI(AI Bridging Cloud Infrastructure)」の新バージョン、ABCI 3.0 が発表されました。
ABCI 3.0 は NVIDIA H200 GPU を多数搭載し、ピーク性能は半精度演算で約 6.22 エクサフロップス、単精度で 3.0 エクサフロップスを達成。
ストレージ容量・読み書き性能も大幅に強化され、生成 AI や学習モデルの研究開発、評価環境のさらなる加速が期待されています。
7. 経営者属性と AI 投資・生産性の相関に関する研究
最新の研究によれば、日本企業を対象に、「経営者(年齢・性別など)」の属性が AI 投資傾向や企業の生産性向上に有意な影響を与えるという分析結果が出ています。
この研究では、AI 投資による生産性向上の効果を「コスト削減」「収益向上」「イノベーション促進」の 3 チャネルで分解解析しており、経営者が若年層であり技術的バックグラウンドを持つほど AI 投資に傾きやすいとの傾向も指摘されています。
このような分析は、AI 導入を考える企業のガバナンス戦略や人材配置の観点からも示唆に富む内容です。
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